昨日3月24日(木)は薬剤師の合格発表日でした。相変わらず合格率は厳しいようです。
大学名 合格率
①金沢大学 95.24%
②名城大学 92.51%
③徳島大学 91・94%
④昭和大学 90.95%
⑤医療創生大学 90.57%
ちなみに東京大学薬学部新卒は100.0%です(さすがです)
ご存じの通り鹿児島には薬学部がありません。福岡では九州大学、福岡大学、第一薬科大学、国際医療福祉大学、くまモンの熊本では熊本大学、崇城大学、長崎には長崎大学、長崎国際大学と薬学部があるため医師以外の医療従事職は人気No.2なのですが鹿児島では調剤薬局やドラッグストアしか浮かばない人が多いようです。 就職先はまず製薬会社新薬の開発・研究業務で海外にも頻繁に出入りしたりや化粧品メーカー、国公立病院や保健所には薬剤師が不可欠です。最近調剤薬局の閉鎖が相次いでいますがその主な原因はパート薬剤師の人件費なんだそうです。飲食店のフランチャイズ方式で薬局を広げていけば6年制の薬学部を卒業した薬剤師の人件費はそれなりに高いという認識不足が招いた結果のようです。新型コロナのワクチンはファーザーとモデルナにまったく敵わなかった日本の薬品業界は今度こそ世界の医薬品開発に注力してもらいたいですね。
